フィリピン株マーケット情報2021年8月5日

フィリピン株式ニュースハイライト

IATF Calabarzon(マニラ首都圏近郊)のロックダウンを検討、上半期決算: SM (+183% 201億ペソ); MPI (core +13% 60億ペソ); MEG (-7% 49.6億ペソ) ; SM Goldilocksの主要株主に; MPI利益12億ペソ据え置き

マーケットモニター

各国市場モニター

フィリピン株式市場動向

マーケット続伸、PSEi 6,585: デルタ株感染拡大抑制のためのマニラ首都圏ECQ措置は長期的に利益をもたらすという楽観論が広がる。PSEiは25ポイント上昇6,585 (+0.38%)セクターではservices(+1.86%), mining/oil (+0.86%). インデックス銘柄: ICT (+P7.70 at P174.80); BDO (+P1.90at P112.90); SMPH (+P0.25 at P34.05); URC (+P1.70 at P134.70); & JGS (+P0.55 at P59.90)；ALI (-P0.50 at P33.30); AC (-P9 at P750); JFC (-P3.40 at P192.50)上昇銘柄: BSC (+18% at P0.57); EVER (+11 at P0.36); MM(+9% at P3.66); RLT (+6% at P0.285); & MRC (+5% at P0.30). 薄商い44.8億ペソ、騰落 115-73. 外人買い越し継続8400万ペソP84mn (-23%).

上げ一服: Calabarzon(マニラ首都圏近郊)のロックダウンをIATFが行えば、直近の急激な上げでテクニカルには一服か。インデックス銘柄の好決算が好感されれば、さらなる上昇も。相場全体ではECQ下では薄商いが続く模様。サポート6,400-6,500, 抵抗線6,600-6,650.

フィリピン国内各企業動向

SM Goldilocksの主要株主に: SM役員会はGoldilocks Bakeshop社の持ち株比率を34％から74％へ引き上げ、子会社化することを承認した。詳細は不明

MPI利益12億ペソ据え置き: 恒常的に続く検疫措置という脅威はあるものの、MPIは2021年度の主要収益ガイドラインを12億株へ据え置いた。ワクチン接種が進み年度末に向けて主要業務の回復が続く見込み

ICT ホンジュラス子会社合意書にサイン: ICTのホンジュラス子会社Operadora Portuaria Centroamericana (OPC)はBelizeにあるPort of Big Creekとの姉妹港契約を締結した。これにより中米2港の中継が強化される

RRHI e-commerceプラットフォーム積極展開: RRHIは母親がベビー用品にアクセスできるe-commerceプラットフォームを展開するEdamameへの投資を決定した。また、サリサリ経営をマネージするGrowsariを傘下に持つGTM社への融資も行う。RRHIのe-commerce売り上げは2021年上半期4倍と急上昇している。

RLCとMEGのREIT IPO承認: SECはRLCとMEGの総額540億ペソのestate investment trust (REIT) IPOを承認した。RL Commercial REITは267億ペソ調達33.4億株1株7.31ペソ、MEGのMREITは273億ペソ調達最大25.3億株1株22ペソ。RL Commercial REIT募集 31Aug.～08Sept.上場 20Sept.、MREIT募集23～27 Aug.,上場 06Sept.