フィリピン株マーケット情報2021年8月6日(金)

フィリピン株式ニュースハイライト

7月のインフレ率低下, PSEフィリピン証券取引所銘柄入れ替え、企業動向、上半期決算 : TEL (+5%129.2億ペソ); ICT (+73% 1.967億ドル); SMC (296億ペソvs 398億ペソ赤字);RLC (+48%54.5億ペソ).

マーケットモニター

各国市場モニター

フィリピン株式市場動向

マーケット一服 PSEi6,547: IATFがECQ措置にCalabarzon(マニラ首都圏近郊)を加えるか否かを見極めるのにマーケットは小休止。朝方は+/-5ポイントを行き来し売り圧力で終値は37ポイント安の6,547。セクター別services (+0.65%) 、 industrials (+0.46%), property (-2.63%)、 インデックス銘柄: SMPH (-P1.10 at P32.95); ALI (-P0.80 at P32.50); BDO (-P1.90 at P111); ICT (+P2.20 at P177); URC (+P2.30 at P137); TEL (+P25 at P1,274) 上昇銘柄: SUN (+9% at P1.75); APVI (+5% at P18.20); EEI (+4% at P8); GSMI (+4% at P96.20); ACEN (+3% at P8.74)、出来高変わらず44.7億ペソP4.47bn (-0.2%)、騰落 80-108. 外人買い越し拡大2.38億ペソ(+183%).

緩やかな買い: インデックス銘柄中心に好業績発表が続き、年度後半に向けての堅調な設備投資計画により買い安心感が広がる。国際的コロナとの闘いのためのワクチン接種拡大、デルタ株感染抑制のためのECQ措置2週間は織り込む展開。引き続き狭いレンジでに商い。配当取りに注視。サポート6,500, 抵抗線 6,650-6,670.

フィリピン国内各企業動向

TEL 上半期設備投資413億ペソ: TELの2021年度上半期設備投資は主にネットワーク改善のために413億ペソとなった。今年度の最終的な設備投資は880億~920億ペソになる見込み。携帯子会社Smartは基地局68,500 (+16%)立ち上げる。パンギリナン会長はコア収益の目標を300億ペソとしている。

Maynilad RCA改正コンセッション合意により上場条件整う: MPIはSECの条件にもよるが、努力のかいあってRevised Concession Agreement (RCA)改正コンセッション合意により、5年以内での上場が可能であると発表。RCA契約に違反していないというのが条件。

 

フィリピン経済指標

7月のインフレ率鈍化: PSAは6月の4.1%より低い7月のインフレ率4%を発表。運輸業インデックスが6月9.6%7月7%、食品は6月4.9%7月5.1%と上昇したものの、酒類飲料タバコ類の価格上昇率は10.2%と低調。 7か月の平均インフレ率は4.36%(前年2.5%)

PSEi インデックス銘柄入れ替えと最低浮動株比率変更を発表: PSEフィリピン証券取引所は2022年12月からインデックス構成全銘柄の浮動株比率を15%から20%へ引き上げる。8月16日からACENとCNVRGがPSEi採用銘柄となりDMCとEMPが除外される。またAlsoとRCBがfinancials indexから除外され、ACRとEEIがindustrials index入りし、PIZZAとPNXが除外される。holdingsではLPZ除外ABA採用、ALCOとDMWがproperty indexから除外、CNVRGとPHAがservicesに採用、AT、MARC、OREが mining/oil indexに採用

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