フィリピン株マーケット情報2021年8月4日

フィリピン株式ニュースハイライト

6月失業率7.7％、中国格付け機関フィリピンの見通しは安定的

企業動向, 上半期決算: ALI (+34%60億ペソ); MBT (+28%117億ペソ); SCC (+181%63億ペソ).

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各国市場モニター

フィリピン株式市場動向

続伸PSEi6,560: 日中最安値6,376、引けにかけ続伸113ポイント高の6,560 (+1.76%)。投資家は大型株の第２四半期決算に注目。全セクター上昇mining/oil (+2.41%) financials (+2.25%)が目立つ。インデックス銘柄: SMPH (+P1.50 at P33.80); SM (+P19.50 at P964.50);BDO (+P4.50 at P111)；URC (-P2 at P133); ALI (-P0.20 at P33.80); GLO (-P25 at P1,875) 上昇銘柄: BSC (+9% at P0.485); PHA (+8% at P1.03); GREEN (+8% at P2.60); & SCC (+7% at P17.48). 商いは薄商いが続き47.7億ペソ。上昇/下落126-57. 外人買い越し1.09億ペソ(-19%).

上げ相場継続: 他市場と同様に引け間際の買いが相場を支えるものの投資家の様子見は続く。マニラ首都圏のECQ措置は織り込み済みで、少なくともデルタ株感染抑制で若干の強気相場。引き続き上半期決算、特に第１四半期比の第２四半期決算が材料。ディフェンシブ、短期トレードを模索する展開。サポート6,500, 抵抗線6,600-6,650.

フィリピン国内各企業動向

ALI 2021年1000億ペソの住宅建設計画2021: ALIは2021年1000億ペソの住宅建設予算を発表。14プロジェクト443億ペソは上半期で達成。主要プロジェクト：Anvaya Cove S3 in Morong Bataan; Averdeen Estates Phase 1, Southdale Settings in Nuvali, Laguna。上半期の投資額は321億ペソに達し、50％が住宅建設、21％が土地開発、12％が土地取得

ALLHC倉庫用GLAを急増: ALLHCは１万平米のGLA総賃貸面積をALogis Binanに完成させ, ALogisのでの総面積は22.4万平米となる。昨年4月ALLHCは ‘ALogis Artico’というブランドでLaguna Technoparkに4000パレットの冷凍倉庫を購入し冷凍運輸行に参入している。

URC Uni Snack売却の詳細発表: URCはUni Snack売却によるIntersnackからの4.76億ドルでバランスシート上の6億ドルの負債と8千万ドルのリース債務を相殺する予定

AP 10年で1900億ペソをクリーンエネルギー戦略へ割り当て: APは1900億ペソを3700メガワット分に今後10年でクリーンエネルギーに割り当てる。これは2030年までに再生エネルギーと地熱発電を50対50で混合させる計画と同時に行う。7月現在APはルソン島で2364メガワット(太陽光60％、32％風力、9％水力)の再生エネルギー計画を開発計画が進行中

DITO 加入者200万人突破: DITO Telecommunity Corp.の加入者が3月の開始から5か月で200万人を突破した。会社側の発表では9月30日の電話番号移転により、目標である市場シェア30％を達成する見込み。DITOは昨年の1500億ペソに続き今年2500億ペソの投資を公表している

ROCK 50億ペソのローンでPNBと合意: ROCK役員会はPNBとの50億ペソ10年の長期ローンを承認した。

CDC 15億ペソのCP発行準備: CDC役員会はSECとの15億ペソのCPコマーシャルペーパー発行手続き交渉を承認