フィリピン株マーケット情報2021年10月5日(火)

フィリピン株式ニュースハイライト

企業動向: GTCAP 中古車保証事業に進出; ACEN ベトナムでの風力発電所が商業用操業開始; EEI 運輸アプリ ‘eCarga’をローンチ.

マーケットモニター

各国市場モニター

フィリピン株式市場動向

乱高下のなか上昇, PSEI@6,960: 寄りから強く, 日中高値 6,964を付けたあと, 利食い売りに押されたものの PSEi 37ポイント高 6,960 (+0.54%), セクター別では, mining/oil (+2.06%), holding firms (+1.35%). 主要上昇要因 : 下院の2022年予算承認, 9月の製造業指数改善に加え, 年末に向けたロックダウン規制緩和見通しから楽観論が台頭. ただし, 電気料金, 運賃, 主食品価格上昇による消費者物価上昇には留意. インデックス銘柄: SM (+P15 at P990); TEL (+P52 at P1,692); AC (+P10.50 at P828); ICT (-P4.10 at P195.40); JFC (-P3.60 at P198.40; AP (-P1.10 at P30.55). 上昇率上位: ACEX (+12% at P17.30; HOUSE (+8% at P10.76); SCC (+7% at P23.95); MWC (+7% at P19.80); & ALLHC (+6% at P5.75). 中国長期休暇で売買高減少56億ペソ(-12%). 騰落93‐93, 外人売り越し3.37億ペソ.

乱高下継続: 下げ局面で積極的に買う戦略に出るには売り圧力を見極めたい参加者が多く, 値動きの荒い展開. 当面, 成長見通し銘柄を物色か. サポート 6,900, 抵抗線 7,000-7,050.

フィリピン国内各企業動向

GTCAP 中古車保証事業に進出: GTCAPはPremium Warranty Services Phils., Inc. (PWSPI)をローンチ, 日本の中古車保証の大手と提携する. 車検報告と共に188のポイント検査を行い, 全てのブランドを取り扱う. PWSPIはGT Mobility Ventures (GTMV),GT Capital Auto Dealership Holdings (GTCAD), 三井物産, Premium Group Co. Ltd. (PGC)のJV.

ACEN ベトナムでの風力発電所が商業用操業開始: ACENとBIM Groupは, ベトナムで88MWのNinh Thuan風力発電所の商業用操業を開始した. これにより, ACENのベトナムでのRE再生エネルギー容量は操業中, 建設中を合わせて1,000MWとなり, フィリピンに次ぐ市場となる. 当該発電所は405MWのNinh Thuan太陽光発電所に次ぐ2番目のベンチャー.

EEI 運輸アプリ: EEI 運輸アプリ ‘eCarga’をローンチ, 陸運, 空輸のマネージメントをサポートする. ルソン島内の配送業者, トラックオーナー, ドライバーをターゲットにする. 2021年第4四半期までに400, 2022年末までに1,500のアクティブユーザーを目指す.

フィリピン経済指標

91日TBills短期国債利回り1.085%: 年末までのインフレを見込みTreasury bill国債利回りが上昇. 91日TBills短期国債利回りは2.5ベーシスポイント上昇し1.085%, 364日は+0.2bps上昇し1.584%.

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