ウィークリーダイジェスト2021年10月8日(金)

今週のフィリピン株式市場概況

インフレ鎮静化による上昇があったものの7,000の壁は厚く, PSEi は16ポイント安 6,906 (-0.24% 週間),で三日続伸175ポイントを帳消しにした. セクターはまちまちで, financials (+3.50%), mining & oil (+3.5%)は上昇, while services (-1.56%), holdings (-1.36%)が下落. 売買代金減少120.3億ペソ(-6.55% 週間) 外人売り越し減少2.8億ペソ(-8.69%). 騰落91 - 102.

今週の視点

最後か最低限か? フィリピンはコロナ回復期で主要二指標で最後尾につけている: 日経とブルムバーグに掲載されたのはパンデミック期間中の感染対策とワクチン社会伝播部門. 特に資金流入の観点では東南アジア圏でフィリピンが全体的にコロナパンデミックからの回復基調が弱いことを示している. ランキングには時間差があるため, 最低ラインから9月後半には改善し, 第4四半期見通しの支援材料となると思われ, 少なくとも現在のバリュエーション(予想PE 18倍)は割らない模様.

選挙熱. 選挙候補者が出そろい, 2022年5月までの6‐7か月間, 相場は選挙予想一色となる. 特に政府からの干渉を受けやすいセクター(電力, 鉱業, 石油, ゲーミング, 水道事業等)が不安定になると指摘する専門家もいる. 年間ベースでの第4四半期は大幅改善見通しであることが支援となり, 短期的には選挙関連消費に直接結びつく銘柄に影響が出る.

9ヵ月業績, 年末年始休暇インフレといった何らかのきっかけで, 7,000を抜いてくる局面が第4四半期に見られる. いずれにせよ2021年が終了間際に値ぶれする可能性はあるものの, 2022年の公式レースが始まるのは確かである. サポート 6,850, 抵抗線 7,000.

今週の主な経済イベント

 

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