ウィークリーダイジェスト2021年8月6日(金)

今週のフィリピン株式市場概況

投資家は7月のインフレ率改善を好感し、先週大幅下落した相場に押し目買いを入れた。PSEiは269ポイント高の6,585 (+4.30%週間). セクター別ではmining & oil (-0.58%)以外のセクターが上昇services (+7.52%), financials(+5.19%), holdings(+4.34%). 平均出来高も改善49.6億ペソ(+3.13% w-o-w) 外人は買い越しに転じ、買い越し8000万ペソ(前週売り越し7.6億ペソ). 騰落 103 – 86.

今週の視点

ディフェンシブ パート2

数字遊び。マニラ首都圏と周辺地域が2020年4月の状態へ逆戻りのECQ措置。相場の観点から言えば、数字が前期比と低いことを考慮しても、インデックス採用銘柄の第2四半期の決算は予想を上回った(+93%上半期, +175%第2四半期)ということは、今回の14日間のロックダウン措置が第3四半期に影響したとしても営業日が実質なかった2020年4月のような最悪なケースは起きないはずである。タイ、ベトナムといったアセアン近隣諸国が4~6週間ほどロックダウンを延長したが、この2週間でデルタ変異種感染拡大を抑制できるかが、収益へのインパクトとなる。

短期的視点。ここからマクロ発表されるマクロ指標が重要だが、相場全体のボラティリティは横ばいの模様。8月10日に第2四半期GDP、米国Fedの金融政策を左右するCPIが11日発表される。デルタ株第二派の圧力はあるもののマクロ経済指標の改善は少なくとも年末へ向けたリスク軽減にはなるはずである。 Despite these PSEiの採用銘柄変更によるインデックス運用者のリバランスがボラティリティを高める可能性。第3四半期の経済の着地点を見据え、相場の不確実性を生かし短期の日計り商いの機会を伺うのも一考。サポート6,400, 第二サポート6,300. 抵抗線6,600-6,700.

今週の主な経済イベント

 

 

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