フィリピン株マーケット情報2021年11月8日(月)

フィリピン株式ニュースハイライト

10月インフレ鈍化, 9月4.8%. 企業動向, 21年9ヵ月決算: BLOOM (loss of P297bn vs. (P5.9bn); MBT (+46% at P16bn). SMC 債券早期償還; TEL 傘下VI 2022年拡大へ資金需要拡大; RLC RLIIと不動産/株式スワップ.

マーケットモニター

各国市場モニター

フィリピン株式市場動向

躍進, PSEi @7,340: 金曜日相場は躍進, PSEi 137ポイント高 7,340 (+1.9%). マニラ首都圏のアラートレベルの低下がもてはやされると共に年末に向けて消費と投資が改善している. 全セクター値上がり,  property (+3.3%), services (+2.53%), financials (+1.33%)が高い. インデックス銘柄: SMPH (+P1.45 at P36); ICT (+P9.30 at P187.30); ALI (+P0.85 at P37.50)の上げが目立ち, MBT (-P0.65 at P49.20); AP (-P0.65 at P33.30);  MPI (-P0.01 at P3.88) がさえない. 上昇率上位: BCOR (+9% at P5.95); RCB (+9% at P21.50); RLC (+7% at P18.80); MAC (+6% at P6.22); APL (+6% at P0.085). 出来高改善91.9億ペソ(+23%), 騰落 137-67. 外人買い越し拡大6.95億ペソ(+87%).

強含み: 安定した金融政策の下での10月のインフレ鈍化を受け, 消費関連銘柄への投資意欲が増すと同時に, アラートレベルの低下が景況改善の後押しをする好循環. 選挙シーズンが投資家心理を好転させている. 長期にわたる上昇相場をいじするためにも売買代金の着実な増大を確認した. サポート 7,300, 抵抗線 7,450.

フィリピン国内各企業動向

SM 債券早期償還: SM PDEX上場のSeries G bonds2023年7年債を早期償還. 2021年12月9日に額面の101%で償還.

TELの子会社VI 2022年に向け資金需要: TELのデジタル子会社, Voyager Innovations (VI)は2022年追加資金が必要となる模様. 今年6月, VI はPayMayaの事業拡大援助とデジタルバンク立ち上げのため1.67億米ドルを調達したばかり. TELを含め, VIの投資家は、 投資会社KKR, 中国のTencent, 世銀傘下 IFC Asset Management.

RLC 不動産/株式スワップ: RLCの役員会はRLCとRobinsons Logistix & Industrials, Inc. (RLII)の土地/工業資産とRLII株式との交換を承認した. 細目は後日発表. RLCは監督官庁の承認が取れ次第自社株買い30億ペソを実施する.

フィリピン経済指標

10月のインフレ鈍化: PSA発表 10インフレ率4.6%, 9月の4.8%から鈍化, 緩慢な食品価格上昇が要因. これにより10か月平均インフレ率は4.5%. BSPは経済回復に向けた金融緩和策を継続し, 11月18日の政策決定会合前に物価動向を調査すると発表.

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