フィリピン株マーケット情報2021年11月2日(火)

フィリピン株式ニュースハイライト

マニラ首都圏11月15日までアラートレベル3継続, BSP中銀10月のインフレ率は高くなる模様. 企業動向, 9M21年9ヵ月決算発表: URC (+40% at P10.524bn); SCC (+244% at P10.294bn). PCCはJERA AsiaのAP27%の買収発表; ALI-ACEN 2050年までのPSA電力供給契約合意; CNVRG 海底ケーブル計画完了

マーケットモニター

各国市場モニター

フィリピン株式市場動向

下落, PSEi @7,054: 10月末の売りに押され PSEi は安値引け7,055. 全セクター下落 services (-1.94%); property (-1.45%)の下げが目立つ. IATFによる11月15日までのアラートが変わらなかったことが下げ要因. 米国FOMCを翌週に控え(米国時間11月2-3), 外人売り越し12.4億ペソ(+89%). インデックス銘柄: SM (-P27 at P965); ICT (-P9 at P180); JGS (-P2.10 at P60.20)が下げ主導, AC (+P13 at P863); GTCAP (+P14.50 at P565); & PGOLD (+P0.70 at P42.25)は堅調. 売買代金75.4憶ペソ(+8%), 騰落 84-107.

レンジ内商い: 今週の金融当局による政策決定会合を控えて, 11月の商いは慎重なスタート. インフレへの対応策, 米国FRBの債券購入減額による金利見通しを見守る姿勢. 為替, 債券の動きにも注目. 午前中の売り圧力と外人売り越しが相場の下げ要因になる可能性有り. サポート 7,000, 抵抗線 7,100.

フィリピン国内各企業動向

AP売却をPCC認可: Phil. Competition Commission (PCC)フィリピン公取委はJERA Asia Private Ltd.によるAEVとの契約を承認. JERA AsiaはAEVが所有するAP株27%を取得し,PCCは同時にこの買収は強制通知案件ではないと言及.

ALI-ACEN 2050年までのPSA契約: ACENとALIは, ラグナ州Alaminosの120MW太陽光発電のPSA電力供給合意書にサイン. これはALIの2050年までの電力重要に見合う.
CNVRG海底ケーブル完成: CNVRGのLuzonとVisMinを結ぶ60億ペソの国内海底ケーブル基盤が完成. 前兆1800キロメートル. 海底ケーブルは最終的にPalawanのCoronへ10月31日到達. 海底ケーブル切断時の予備機能となる.

フィリピン経済指標

マニラ首都圏アラートレベル3継続: 政府は11月15日までマニラ首都圏のアラートレベル3を継続する. 同アラートをBaguio City, Bataan, Cavite, Laguna, Rizal, Iloilo City, Davao City等へ適用.

10月のインフレ率は高め予想: Diokno中央銀行総裁は石油価格上昇により10月のインフレ率は目標を上回る可能性があるものの, 米, 食肉価格の下落で相殺できると発言. Inflation is seen to settle within 4.5%-5.3% versus インフレ率は目標の2%-4%に対し, 8月4.9%, 9月4.8%だった.

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