フィリピン株マーケット情報2021年10月29日（金）

フィリピン株式ニュースハイライト

企業動向: MPI 高速道路子会社2022年の交通需要予測; MGEN 2年間で太陽光発電計画に60億ペソ投資; CNVRG Pampangaにテックシティー計画.

マーケットモニター

各国市場モニター

フィリピン株式市場動向

下落, PSEi @7,157: 月末のリバランスで下落 PSEi 72ポイント安 7,157 (-1%). セクター別services (+1.05%), mining/oil (-3.56%), property (-2.66%), holding firms (-1.26%). インデックス銘柄: SMPH (-P1.50 at P33.70); AC (-P29 at P850); BDO (-P2.70 at P127); ICT (+P6 at P189); TEL (+P24 at P1,694); & ACEN (+P0.20 at P12.30). 上昇率上位: BKR (+24% at P1.40); TBGI (+6% at P0.36); BLOOM +5% at P6.80). 売買代金69.7億ペソ(-7%), 騰落85‐121. 外人売り越し急増70億ペソ, 前日は1.84億ペソ買い越し.

値ぶれ商い: 第4四半期回復期待で米国株追随 (DJIA +0.68%, Nasdaq Comp. +1.39%). 月末に向けた化粧買いもあり値動きは荒い模様. 大型株の業績改善に注目, 2022年に向けた中小型株も推奨. サポート 7,100, 抵抗線 7,250-7,300.

フィリピン国内各企業動向

MPI 有料道路子会社回復基調: Metro Pacific Tollways (MPTC)は2022年1日平均70万台への高速道路利用者数の改善で32％成長を見込む. 同社は NLEx, SCTEx, CALAx, CAVITEx, Cebu-Cordova Link Expressway (CCLEx)を運営する. NLExの接続フェース1が2022年第2四半期 ; CALAx Cavite部分とNLEx部分8.2セクション1A第3四半期, 等が完成する.

MGEN 太陽光発電所建設: Meralco PowerGen (MGen) は今後2年で太陽光発電に60億ペソを投じる. これまでリサール州Barasに78MW(MWac)発電所を建設中で, イザベラ州Cordonで54MW, Nueva Ecijaで19MW, IIocos Norteで50MWのEPC交渉が進んでいる.

CNVRG Pampanga テックシティー計画: CNVRG Pampangaに今後3‐4でテックシティー建設計画 (Silicon Valleyに類似). CNVRGのDennis Anthony H. Uy社長の発言によるもの. IMDビジネススクールのWorld Digital Competitiveness ranking世界デジタル競争力ランキング 2021によるとフィリピンは64ヵ国中58位, Asia-PAcific経済圏のなかでは14ヵ国中13位.

フィリピン経済指標

Pagcorゲーム公社の9ヵ月売り上げ目標未達: Pagcorの2021年9ヵ月の売り上げは223億ペソ’(-0.2% 前年比), 目標267億ペソ. 9月のゲーム税納付も減り116.9億ペソ(117.2億ペソ前年). これによりPagcorの純利益は1.84億ペソ(9ヵ月)となった, 20年9ヵ月は300万ペソ純損失.

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