フィリピン株マーケット情報2021年10月25日（月）

フィリピン株式ニュースハイライト

10月WESM卸売電力市場価格に注目. 企業動向: MER 供給契約準備; DNL ココナッツ製品純輸出へ.

マーケットモニター

各国市場モニター

フィリピン株式市場動向

薄商い下落, PSEi @7,289: このところの上げでポートフォリオ調整と利食い売り. 9ヵ月決算, 新規上場に備えるのに加え, 第4四半期に旺盛な設備投資が相場をけいいんするのか否か見極める動きも散見される. PSEi 22ポイント安 7,289 (-0.3%), セクター別financials (+0.63%) & services (+0.23%), industrials (-1.2%), mining/oil (-0.95%). インデックス銘柄: ALI (-P0.65 at P37.50); JFC (-P5.80 at P225.20); ACEN (-P0.44 at P11.04); BDO (+P1.60 at P128); JGS (+P0.65 at P66.50); SMPH (+P0.15 at P36.35). 上昇率上位: DFNN (+9% at P3.32); BC (+6% at P6.40 for A-, +3% at P5.96 for B-shares); IMI (+3% at P9); PHR (+3% at P0.96); SECB (+3% at P122). 売買代金47.9億ペソ(-51%), 騰落 82-105. 外人売り越し1800万ペソ.

範囲内: インデックス採用銘柄の業績見極めたい投資家が多く, 狭い範囲内での商いに終始. 年末にかけて好業績が見込まれる株が小安いところがあれば拾うスタンスか. パウエルFRB議長の金利引き上げは尚早という考えは支援材料. サポート 7,200, 抵抗線 7,300-7,350.

フィリピン国内各企業動向

MER 供給契約に入札準備: 2022年1月‐2037年1月のMERへの70MW供給契約に4社が関心を示す. 入札締め切りは11月19日午前9時で落札業者は, 供給能力保証で供給停止は不許可.

DNL ココナツ原料商品純輸出へ: DNLは創業以来の純輸入体制が純輸出に転じたと発表. 2021年上半期トップラインの売り上げの33％が輸出で, 今後数年は売り上げの少なくとも50％が輸出になる. DNLは食品へのココナツ原料商品とココナツ原料の油脂化学製品が主力で業務拡大中である

フィリピン経済指標

WESM 10月か価格上昇: 卸売電力スポット市場Wholesale Electricity Spot Market (WESM)の10月20日の価格が6.75ペソ/kWhに達した.9月は3.30ペソ/kWh. 保守点検による供給マージンの低下と発電所の老朽化が原因の. Malampayaが10月2‐22日に閉鎖し, 平均供給量が9月の14,290MWから10月は6％低い13,376となった.

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