フィリピン株マーケット情報2021年10月11日(月)

フィリピン株式ニュースハイライト

OCTAリサーチによるマニラ首都圏のリスク低下へ改善傾向. 企業動向: TELとICT 港湾デジタル化で連携. MWC コンソーシアムはサウジアラビアでの水道契約獲得; MER 10月の電気料金値上げ.

マーケットモニター

各国市場モニター

フィリピン株式市場動向

転落, PSEi @6,906: 日中高値 7,076に届いたものの, 引けにかけ売りに押され, PSEi 44ポイント安 6,906, セクター別 services (-1.82%), holding firms (-1.06%). インデックス銘柄: SM (-P14 at P966); CNVRG (-P3.90 at P33.60); SMPH (-P0.45 at P33.25); BDO (+P5 at P121); ALI (+P0.45 at P33.85); MBT (+P0.95 at P46.50). 上昇率上位: BSC (+18% at P0.60); PHES (+7% at P0.51); FGEN (+5% at P29); ABS (+5% at P15.48); MWC (+3% at P23.80). 売買代金135億ペソ(+10%), 騰落 105-83. ブロック売り115億ペソ, 75%がFGEN 2.29億株一株33ペソ. 前日売り越しから, 外人買い越し14億ペソ.

選別色強まる: 金曜引け間際の大量売りがまだ残っているのかを見極めたい. 21年9月までの数字の騰勢がこのまま続くのかも考慮. マニラ首都圏のリスク低下傾向を見て, 下げでの押し目買いから, 積極買いに転じるのかがポイント. 過去の反発の仕方や安値からのリバウンド局面を注視しながら, 選別買い. サポート 6,850, 抵抗線 6,970.

フィリピン国内各企業動向

TELとICT 港湾デジタル化で連携: TELとICT 港湾運営のデジタル化のために5G事例の研究で連携する. ICTの所有する20ヵ国34のターミナルのうちSmartは国内4,000ヵ所で5Gサービスを行っている. 昨年 ICTはIBM と Maerskが開発したTradeLensというプラットフォームの世界各国のターミナルへの導入契約をしている.

MWC コンソーシアムはサウジアラビアでの水道契約獲得: MWCは, Saur SASのコンソーシアム, Miahona Company & MWCが, サウジ国家水道会社と運営総合メインテナンス契約(MOMC)を結んだと発表した. サウジ東部 Dammam, Al Hoff, Al Jubali, Al Khobar, Al Qatif, Hafar Al Btinの施設運営権7年.

10月電気料金値上げ: MERは送電コスト上昇により P0.0283/kWhの値上げを発表. 一般家庭向けはP0.0282値上げでP0.7085/kWh.となる.

フィリピン経済指標

OCTAリサーチによるマニラ首都圏のリスク低下へ改善傾向: OCTAリサーチはマニラ首都圏を今月末までに低リスク地域へ分類する可能性を示唆(現在中リスク). 保健省Verger次官は新規感染者が過去2週間で21%減少し, 1日平均10万人当たり14.73人と発表. 全国平均1万人を下回り, 今週は4ケタ台になる模様.

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