フィリピン株マーケット情報2021年9月15日(水)

フィリピン株式ニュースハイライト

IATF NCR(マニラ首都圏)を9月16~30日までアラート4, 7月のインフラ投資前年比39%増. 企業動向: AP 債券期限前償還影響; GLO 5Gカバレッジ拡大; ICT Karachi港TEU記録達成.

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フィリピン株式市場動向

再度引け前の売り, PSEi 6,920: 日中7,033を付けたものの, PSEi終値は 47ポイント安 6,920 (-0.69%). マニラ首都圏は新アラート開始, 夜間外出禁止は8時~4時が10時~4時へ短縮. services (+0.27%)セクターが mining/oil (-1.39%), holding firms (-1.35%)の下げを穴埋め. インデックス銘柄: SM (-P21 at P988); ICT (-P3 at P188); JGS (-P0.90 at P65); GLO (+P84 at P3,174); CNVRG (+P1.15 at P34.50); SMC (+P2.50 at P118). 上昇率上位: MJC (+10% at P2.30); TECHW (+10% at P1.62); TECH (+5% at P4.76); MONDE (+4% at P18.26); & CNPF (+4% at P27.20). 売買代金73億ペソ(+62%), 騰落 70-121. ブロック売り240億ペソが目立ち, ほぼすべてRCR株(36.5億株3.65一株6.45ペソ). 外人買い越し36億ペソ, 前日1.63億ペソ売り越し.

再度上値試し: IATFのNCRへの新アラート体制下外出禁止期間短縮を好感, 政府の経済再開に向けた措置を見守る展開. また米国の法人税上げによりインセンティブのあるASEAN各国への資金流入を予想. 売り圧力には要注意. サポート 6,900, 抵抗線 7,050-7,070.

フィリピン国内各企業動向

AP 債券早期償還影響: AP 12年債, 2026年満期2014SeriesB債34億ペソの満期前償還を発表. 同債券のPDExの上場を廃止.
GLO 5G カバレッジ拡大: GLO 9月15日よりボーダフォンを通じてオーストラリアへの5Gローミングサービスを拡大. GLOはインドネシア, シンガポールStarhubと提携. ギリシアCosmosと同様の契約を締結予定.

ICTのパキスタン法人 TEU記録達成: ICTのKarachi港湾は操業開始19年で1000万TEUを達成. 同ターミナルは中央アジア, アフガニスタン, 西中国新興地帯を結び地域での存在感が増す.

フィリピン経済指標

9月16~30日のNCRへの新アラートレベル: IATFはNCRを9月16日からアラートレベル4に指定NCR. レベル4は新規感染者多数, 病床使用率, ICU使用率が高いことを示す. また外出禁止時間帯を8~4時を10~4時に短縮. 屋外営業30%, 屋内10%の活動が認められる. パーソナルケアサービスはワクチン接種に関係なく屋外30%, 屋内はワクチン接種者に限り10%が認められる.

7月のインフラ投資高水準: DBMは7月のインフラ投資, 他の公共投資が728億前年比+39%増, 6月比-23%減. DPWHの投資が成長を牽引し, 前月比減は天候とロックダウンによるもの.

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