フィリピン株マーケット情報2021年9月8日(水)

フィリピン株式ニュースハイライト

マニラ首都圏M-ECQに逆戻り, GCQの警戒レベルシステムの指針が明らかになるまでの措置. 8月のインフレ率は4.9%, 7月は4%. 企業動向: SMC Bulacan7地域と水道事業合意; NLEx の訴え, 仲裁裁判所で認められず; CNVRG FTSE小型株バスケットに採用; DITOの子会社Dito Tel はNTCの技術監査に合格.

マーケットモニター

各国市場モニター

フィリピン株式市場動向

上値を試しPSEi @6,912: マニラ首都圏のGCQ措置を受けプラスサイドになり, 6,884-6,924での商い, PSEi 35ポイント高6,912 (+0.52%), セクターではservices (+1.03%), holding firms (+0.99%)が高く,  financials (-0.63%), mining/oil (-0.35%) ふるわず. インデックス銘柄: SM (+P17 at P1,015); AC (+P21 at P812); SMPH (+P0.40 at P33.90); BDO (-P2.20 at P114.80); JFC (-P6 at P200); & ALI (-P0.35 at P33.45). 上昇率上位: LODE (+22% at P0.82); EVER (+8% at P0.465); MONDE (+6% at P17.68); GMA7 (+5% at P13.38); MM (+4% at P4.08). 売買代金51.2億ペソ (+15%), 騰落 119-76. 外人買い越し1.09億ペソ(-59%).

値動きが大きいか: コロナ感染拡大で保健当局がマニラ首都圏の検疫レベルをGCQからM-ECQに変更があり荒い値動きか. 8月の消費者物価上昇, 第4四半期に向けた在庫積み増しに注目するむきも. 個別好業績の中小型株に注目. サポート6,870, 抵抗線 6,950.

フィリピン国内各企業動向

BBWSPのフェーズ3で合意: SMCはBulacan7地域とBulacan Bulk Water Supply Project (BBWSP)フェーズ3水道事業に合意. Norzagaray, Hagonoy, Pandi, Baliwag, San Rafael, San Miguel, San Ildefonsoの住民をカバーする. 2023年1月操業開始. BBWSPはLuzon Clean Water Dev’t. Corp. とNWSSとK-Water ResourcesのJV.

NLEx の訴え, 仲裁裁判所で認められず: MPIは NLEx のToll Regulatory Board (TRB)に対する訴えが仲裁裁判所で認められなかったと発表. 2018年のTRBの値上げ許可されたが2019年3月から実施されていない. MPIはTRBに再考を促す.

CNVRG FTSE小型株バスケットに採用: CNVRGは9月17日よりFinancial Times Stock Exchange (FTSE) のGlobal Equity Indexに採用となる. CNVRG のファイバーネットワークは830万世帯全世帯の32.5%に達している.

DITOの子会社Dito Tel はNTCの技術監査に合格: DITOの子会社, Dito Telecommunity (Dito Tel)はNTCの技術監査に合格し, Nat’l. Population Coverage & Min. Average Broadband Speedの2年目の契約に入る.

フィリピン経済指標

M-ECQに逆戻り: Duterte大統領はGCQの警戒レベルシステムの指針が明らかになるまでマニラ首都圏のGCQへの移行を延期した. 9月8日~15日の措置. DoH保健省はマニラ首都圏のアラートレベルは3要因で決定されると発表: 病院の稼働率; 新規感染者と発症者の数; 地域での変異株の種類.

8月インフレ率上昇, 7月の失業率低下: PSAは7月4%だったインフレ率は8月4.9%だったと発表. 食品, 運輸コスト, 光熱費の上昇が目立つ. BSP中央銀行の2021年目標は2%~4%だが前年比平均インフレ率は4.4%となった. 一方7月の失業率は6.9%へ低下(2020年4月17.6%).

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