フィリピン株マーケット情報2021年8月31日(火)

フィリピン株式ニュースハイライト

M-ECQ 9月7日まで延長; WB世銀のIFC東アジアへ50億ドル選別投資; Boracayでカジノ開発.  企業動向: FGEN Malampayaの20日間のメインテナンスのためのシャットダウンに伴い液化燃料に変更, Phil. Clean Energy Holdingsの買収未定; DITO ライツ準備.

マーケットモニター

各国市場モニター

フィリピン株式市場動向

旋回, PSEi @6,786.: 金曜日はプラスマイナス圏を行ったり来たり,きっかけ待ち. 6,774-6,831での間で小動き, 引けにかけ売られ33ポイント安6,786 (-0.5%). セクターではproperty (-1.57%), mining/oil (-1.48%)が弱い. インデックス銘柄: ALI (-P0.80 atP33.50); SMPH (-P0.50 at P34); AEV (-P1.70 at P40.30) が弱く, AC (+P15 at P793); URC (+P2.50 at P144.50); & TEL (+P18 at P1,467) は上昇. 上昇率上位: LMG (+12% at P4.60); LR (+8% at P1.60); MAXS (+5% at P6.62); DELM (+4% at P13.70); EMP (+4% at P15.84). 売買代金63.6億ペソ(-27%), 騰落84-100. 外人買い越し230%増6.31億ペソ.

プラスサイド: パウエルFRB議長の現行の金融政策継続を今週もアセアン株式市場全体として好感. パンデミックの再発下でのIFCによる東アジアへの主力セクターへの50億ドル投資も好材料. セクターではProperty, industrials, servicesがけん引役, 出遅れ銘柄の年最終四半期に向けた伸びにも期待. サポート6,750, 抵抗線6,800-6,850.

フィリピン国内各企業動向

FGEN PCEHの公開買い付け未定: FGEN 2021年8月27日普通株とFGENG優先株の取引き停止を要請. Philippines Clean Energy Holding (PCEH) のFGEN株3%最大5.7%の株式公開買い付け意向の発表を受けての措置. FGENはレポートをまだ受けていないと言及.

FGEN Malampayaの20日間のメインテナンス操業停止に伴い液化燃料に変更: FGENはMalampayaの10月から始まるオフショア ガス発電計画のための20日間の操業停止に伴い液化燃料による発電を開始. これは1kMW Sta. Rita, 500MW San Lorenzo, 97MW Avion plantsをカバーし, 操業停止中に総量1,300MWを供給できる.

DITO ライツ準備: DITOの役員会は授権資本引き上げのため株式ライトオファリングを承認. また, Dennison HoldingsのDito CMEの支配権に伴い2020年の決算書修正も承認. 詳細は未発表

フィリピン経済指標

M-ECQ 9月7日まで延長: IATF はマニラ首都圏のmodified ECQ (M-ECQ)措置を9月7日まで延長. 以下の地域も含むCebu City, Bulacan, Cavite, Rizal, Laguna. 夜間外出禁止は8pm~4am. Davao Cityは規制の厳しいGCQ .

PRRD 収入増のためにBoracayでカジノ開発も選択肢: Duterte大統領は政府歳入増のためBoracayでのカジノ運営を許可する. Pagcorは2018年2月から乱立を避けるため新規カジノ免許を発行していない. 外国籍オフショアゲーム会社はBPO産業とされた後に2020年5月から一部操業が許可されている.WB世銀のIFC東アジアへ50億ドル選別投資: World Bank傘下のInt’l. Finance Corp. (IFC)は気候変動対策として東アジアへ50億ドルを投資する. 2025年7月のパリ合意を見越しIFCが直接投資を行う.
対象は以下のセクター: financial inclusion; infra; human capital dev’t.; healthcare; internet connectivity.

 

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