フィリピン株マーケット情報2021年8月26日(木)

フィリピン株式ニュースハイライト

7月の財政赤字減少. 企業動向: ICT 科学技術分野へ; 再生エネルギー業者Laguna湖での水上太陽光発電に注目

マーケットモニター

各国市場モニター

フィリピン株式市場動向

大幅高PSEi @6,822: 買い継続で143ポイント高6,822 (+2.15%). IMFからのパンデミック対策費28億ドルSDRが買い材料. セクター別mining/oil (-0.12%); services (+3.5%); property (+2.4%); holding firms(+2.37%). インデックス銘柄: SMPH (+P1.35 at P34.80); SM (+P23 at P1,010); & GLO (+P320 at P2,600); CNVRG (-P0.30 at P29.70); LTG (-P0.11 at P9.08); AGI (-P0.10 at P10.34) slipped. 上昇率上位: HOME (+10% at P8.25); APVI (+8% at P20.60); DITO (+5% at P8.18). 売買代金61億ペソ(+15%), 騰落 95-93. 外人買い越し継続8.14億ペソ(+180%).

上昇ムード: ワクチン接種の拡大と金融政策維持, 旺盛な設備投資などのニュースで楽観論が広がり買いポジションへ多くの投資家が移行. インデックスの牽引役は今まで通りのセクターだが, インデックスに入っていない好決算銘柄も物色対象か. サポート6,800, 抵抗線6,950-7,000.

フィリピン国内各企業動向

ICT 科学技術分野へ: ICTのEVP上級副社長 Christian Martin R. Gonzalez氏は世界的な健康衛星危機が産業界に影響を及ぼすなかで, 同社は科学技術分野での投資機会を視野に入れていると言及. また他社と競争するわけでなく本業のロジスティック分野での機会を模索していると語った

再生エネルギー業者Laguna湖での水上太陽光発電に注目: ACENのEric Francia社長は, Laguna Lake Dev’t. Authority (LLDA)ラグナ湖開発局がLaguna湖での再生エネルギー規制を解除することに産業界をあげて期待していると表明. 参入業者の許認可にもよるが, 水上太陽光発電が現行の電力供給不足の解決策になるとも言及. 湖面は9万ha.で5,000~25,000MWのポテンシャルがある.

フィリピン経済指標

7月の財政赤字減少 : Treasury bureau (BTr)財務局は政府支出抑制で7月の財政赤字額は1210億ペソ前年比13.6%減, 前月6月比19%減と発表. これにより7か月での財政赤字は8370億ペソ(+19.5% YoY)となった.

PDICはBSP傘下へ: BSPはPhil. Deposit Insurance Corp. (PDIC) 預金保険法を改正し, 機構をDoF財務省から切り離すべきと言及. SB2089と1260に基づいたこの提案を財務省は支持. この改正により政策協力改善が見込まれる.

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