フィリピン株マーケット情報2021年8月23日(月)

フィリピン株式ニュースハイライト

2022年予算案下院で審議, ECoPフィリピン経営者会議9月までGCQ要請. 企業動向: DD-JFC CentralHub合意; CLI XUキャンパス マスタープラン着手; MWIDE カビテ運輸計画交渉開始

マーケットモニター

各国市場モニター

フィリピン株式市場動向

マーケット一服, PSEi@6,633: 米国Fedの金融緩和終了が話題になる中, 直近の急上昇を受け一服. 上場, ライツ, 優先株に備える動きも. PSEiは85ポイント安6,633 (-1.27%), 全セクター下落holdings (-1.63%), property (-1.27%). インデックス銘柄: SM (-P22 at P977); SMPH (-P0.95 at P33.75); & ICT (-P5 at P178); ACEN (+P0.39 at P8.95); CNVRG (+P1.45 at P29.40); GLO (+P54 at P2,156) 上昇率上位: APL (+10% at P0.114); EVER (+8% at P0.36); BSC (+7% at P0.58); ALLHC (+7% at P4.42); & SSI (+6% at P1.12). 売買代金52.5億ペソ(+12%), 騰落 113-78. 外人売り越し1.75億ペソ, 前日買い越し7.25億ペソ.

買い再開: 年後半に向けて業績の良い銘柄を今回の下落で拾う国内投資家が買い再開の可能性も. 住宅分野への積極姿勢が見られる不動産, 関連企業に注目. レンジ内での商い継続か, ポートフォリオの入れ替えにかけるか. サポート 6,600, 抵抗線 6,700-6,750.

フィリピン国内各企業動向

DD-JFC セントラルハブ合意: DDはJFCの工業用賃貸物件CentralHub Industrial Centersへの総額39.7億ペソの投資に合意. JFCは現金と16.4haの土地によりCentralHubの普通株へ現物出資し, 安定したレンタル収入と追加倉庫開発を獲得する. 他の用地はCentralHubの土地ポートフォリオに加えられる

MWC子会社DoTrの計画で移転: MWCの完全子会社Clark Water Corp. はTransportation bureau (DoTr)交通局とMalolos-Clark鉄道建設に伴い上下水道施設の移転で合意した. DoTrの計画はClark-Manila-Calamba Cityを2025年までにつなげるもの. 移転費用4800万ペソはDoTrが負担

CLI キャンパス マスタープラン着手: CLIはCagayan de Oro (CDO)にあるXavier University (XU)14.3ha.を買収する覚書にサイン. 売却資金は新XU Masterson Campus21ha.に使われる. 隣接するCLIのManresa Townと共に2024年第2四半期開業予定

MWIDE カビテ運輸計画交渉開始: MWIDE 19億ペソのカビテにある高速バス計画交渉開始. Maplecrest Group, Inc. と提携し, Imus, Gen. Trias, Tanzaの住民向けに5ターミナル34バス停を提供する. 提案書はCavite LGUに提出され, Swiss Challenge対象案件となる

RCR 値決め一株6.45ペソ: RLC傘下RL Commercial REIT (RCR)は一株6.45ペソとなった. 33.4億株売り出し, オーバーアロットメント3.05億ペソ. 募集期間8月25日-9月3日, 上場9月14日

権利落ち 2021年8月24日: MFIN 株式配当 0.6100941997%, 払い込み9月21日
JOH 100株に対し現物配当(27株Phil Hydro Electric Ventures, 15株2Big Philippines (formerly Tubig Pippin’s Corp.)
CEU 0.40ペソ, 払い込み9月22日

フィリピン経済指標

2022年予算案下院で審議: Duterte大統領は2022年予算案5.024兆ペソを下院に提出する. 下院は来年の国政選挙の候補者認証の前に2度の審議を経て9月30日までに予算案を承認する.

コロナ新規感染者数過去最高を更新: DoH保健省は8月20日コロナ新規感染者数過去最高の17,231人と発表, 累計180万人. 前回の最高は4月2日の15,310人. 死者317人, 累計31,198人. 4月9日の死者は401人.

IEMOP 8月の電力需要6%減を発表: Independent Electricity Market Operator (IEMOP)独立電力市場業者協会は8月の平均電力需要はマニラ首都圏のECQ措置により7月比6.2%減の12,272MWと発表. WESMでの8月18日現在での平均価格は5.39ペソ/kWhで7月比17%減の6.52ペソ/KWh. WESM価格の下落は豪雨とロックダウンが原因 . IEMOPはルソンでの9-12月のピークは11,322MWと予想

ECoPフィリピン経営者会議9月までGCQ要請: Employers’ Confederation of the Phils. (ECoP)フィリピン経営者会議のOrtiz-Luis氏はロックダウンではなくて国の医療体制強化を要請.ロックダウンはフィリピン人に負担を強いるのみで, 経済への悪影響しかないと言及. また, コロナよりも結核や心臓疾患で死亡する方が多い, 年間100万件の結核患者1日75人が死亡していると訴えた. ECoPは9月2日までGCQ措置を求めている

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