フィリピン株マーケット情報2021年8月12日(木)

フィリピン株式ニュースハイライト

財務省2022年のGDP成長予想7.4%-9%。企業動向 上半期決算: JFC (利益11.3億ペソ前年損失120億ペソ); LTG (37.3億ペソ, -63%); DNL (13.95億ペソ, +74%). JFC Titan Dining100%子会社化; MER PSALMのマニラ資産入札に関心; ACEN インドでのJV太陽光発電開始

マーケットモニター

各国市場モニター

フィリピン株式市場動向

マーケット狭いレンジで反発6,666: 6,633-6,667の狭い範囲での商い。終値43ポイント上昇6,666。木曜日のBSP中央銀行の金融政策決定会議を見極めたい投資家がいるものの、概して第2四半期決算を好感。セクター別services (-1.07%), mining/oil (-1.05%), property (+2.7%), holding firms (+0.46%). インデックス銘柄: SMPH (+P1.10 at P35); SM (+P19 at P1,008); ALI (+P1 at P34.20);ICT (-P4 at P180); JGS (-P1 at P59); & BPI (-P0.90 at P82.60). 上昇銘柄: ALCO (+12% at P0.74); BSC (+7% at P0.61);PNB (+5% at P21.60); CPG (+5% at P0.435); & AT (+4% at P7.28). 出来高上昇61.6億ペソ P6.1(+11%), 騰落81-84. 外人前日売り越し2700万ペソから買い5.14億ペソ

上昇継続: 金融当局の政策が変わらないことはマーケットの支援材料として強地合いが続く。DoF財務省の2022年強気見通しも相場を後押し。当分、個別地区ロックダウン対応か、ECQ措置延長かといった予想に左右される模様。サポート6,600,抵抗線6,700-6,750

フィリピン国内各企業動向

JFC Titan Dining100%子会社化: JFCはTin Ho Wan100%を所有するTitan Dining LPの残り15%を買い取り完全子会社化する。金額は715.6億シンガポールドルJFC shall pay SGD71.56mn. Titanはプライベートエクイティファンドで Tim Ho Wan (THW)ブランドと店舗を所有

MER PSALMのマニラ資産入札に関心: MERと他2社(飼料大手Simon Agribusiness, 設備会社Philman Corp.Distribution)はマニラIsla de ProvisorにあるPSALm所有地20,900平米入札への関心を示した。締め切り8月31日最低入札価格5.27億ペソ

ACEN インドでのJV太陽光発電開始: ACEN & UPC Solar Asia Pacificの傘下JV企業APC-AC Energy Solarはインドでの初太陽光発電を開始する。150MWp (100 MWac) Sitara Solarと70MWp (50 MWac) Paryapt Solar.。同社は年内インドで総額1億ドル420MWp(300 MWac)の太陽光発電所建設に着手。総量210MWpで46万6千パネル年間358GWh発電(CO2e換算で323,990 MT)

PNB 上半期引当金積み上げ: PNBは前年比190億ペソ増の引当金を2021年上半期で計上。昨年2020年12月43%だった不良債権カバー率を60%に引き上げる

フィリピン経済指標

財務省2022年のGDP成長予想7.4%-9%: 財務省はコロナパンデミックへの適切なリスク管理による経済の段階的再開で達成可能な数字であると発表。来年の失業率は6.7%-7.6%とし依然高水準

記事提供:

 

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

フィリピン株証券口座を「かんたん」に開設できます!

弊社がサポートすることで、日本に住む日本人の方でも簡単にフィリピンの大手証券会社「ヤップスター証券」にて、フィリピン証券口座が作れます。
これから伸び行くアジアの雄「フィリピン」で株の売買をはじめましょう!

興味ある方は、下記のリンクを今すぐクリックしてください。