フィリピン株マーケット情報2021年8月11日(水)

フィリピン株式ニュースハイライト

第2四半期GDP+11.8% 第1四半期改定値 -3.9%。DoH保健省マニラ首都圏のECQ延期示唆。企業動向: MWC 上半期 +10% 27.3億ペソ; MPI Sangley空港に関心; MER Masinloc電力との電力供給合意再考をDoEエネルギー省に要請

マーケットモニター

各国市場モニター

フィリピン株式市場動向

マーケット小反落PSEi @6,623: Fedの早期金融緩和転換、資産圧縮観測が浮上している米国株に追随。PSEiは6,585-6,643内での商いで終値は9ポイント安6,623 (-0.14%). セクター別Mining/oil (+2.14%) ,property (-0.51%) slid. インデックス銘柄: ALI (-P0.60 at P33.20); BDO (-P1.70 at P109.10);JGS (-P0.90 at P60);URC (+P3 at P135); SMC (+P4.10 at P113); & MER(+P6.40 at P276.40). 上昇率上位: DITO (+12% at P8.24); PHA (+7% at P1.31); C (+6% at P2.81); MARC (+6% at P1.03); & SCC (+4% at P18.08). 出来高4%減55.6億ペソ, 騰落 94-88. 外人売り越し84%減2700万ペソ

狭い範囲での商い: 第2四半期の決算を見据えつつ、相場はECQ措置と対峙しながら回復基調が維持できるのかに懐疑的。また、金融政策に変更がないのか今週木曜の中央銀行金融政策会議を見極めたいとの声もある。米国上院の1兆ドルのインフラ予算案可決はポジティブ。銘柄選別色を強め小動きか。サポート6,550-6,580, 抵抗線6,650.

フィリピン国内各企業動向

MPI Sangley空港に関心: MPI はNAIAと類似した滑走路を持つカビテSangley国際空港に関心はあるものの、パンギリナン最高経営者は将来的な旅客急増とプロジェクト入札に共同参加するパートナーを調査する必要があると発言

MER Masinloc電力とのIPSA電力供給合意再考をDoEエネルギー省に要請: MERはSMC傘下Masinloc電力とのIPSA拒否後、エネルギー省に再考を要請する模様。IPSAは乾季に余剰電力220MW-260MWを供給する合意書だが、WESM電力卸売市場での値段が問題視されている

SMC子会社BoCに投資: SMCの完全子会社SMC Equivest Corp.はBank of Commerce (BoC)のユニバーサル銀行格上げに55億ペソをする。4,167万株の転換可能優先株引き受けにより実行される。

AEV Series B Bonds償還: AEVは2015年発行7年債846億ペソ2022年償還Series B Bondsを早期償還する。詳細は未発表
MONDE IPO調達資金を債務返済へ割り当て: MONDEの役員会は設備投資用資金としていたIPO調達資金を156億ペソの債務返済へ充てることを承認。これにより支払金利7億ペソを削減する

フィリピン経済指標

第2四半期GDP+11.8%: フィリピン経済は5四半期連続減から第2四半期は11.8%の回復を見せた。建設(+75.5%総資本形成)と消費(+7.2%)が回復を牽引。2021年第1四半期GDPは-4.2%から-3.9%へ改定。2020年第2四半期GDPは-17%

DoH保健省マニラ首都圏のECQ延期示唆: 新Covit-19感染拡大にともないDoH保健省はマニラ首都圏のECQ延期示唆。しかしながらIATFメンバーは議論中で決定ではない

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