フィリピン株マーケット情報2021年8月2日

フィリピン株式ニュースハイライト

マニラ首都圏はデルタ変異種感染拡大に伴いECQに逆戻り。BSP中央銀行は7月のインフレ率を高めに予想

企業動向, URC 上半期+46% 80億ペソ 60%を保有するUnisnack ANZが寄与; TEL資産売却意向; MER設備投資に関しERCエネルギー規制委員会の承認待ち。自家発電による電力料金上昇を警戒

マーケットモニター

各国市場モニター

フィリピン株式市場動向

ECQに逆戻りで市場急落終値6,270: マニラ首都圏のECQ措置復活ショックでPSEiは 226ポイント下落し6,270 (-3.48%)。全セクター下落property (-4.98%), holdings (-3.3%) & financials (-2.99%). インデックス銘柄: SM (-P45.50 at P910.50); ALI (-P2.45 at P32.70); SMPH (-P1.35 at P31.45); BDO (-P4.20at P102); BPI (-P2.90 at P80.50) ;AC (+P7.50 at P730);EMP (+P0.28 at P13.98); & AGI (+P0.14 at P10.16) 値上がり銘柄: OPM (+9% at P0.012); PSE (+4% at P224.20); SEVN (+3% at P92). 出来高は増え60.8億ペソ (+32%), 値上がり/値下がり 47-159. 外人売16億ペソ (+243%).

警戒感: デルタ株に左右された金曜日の地合いを引き継ぎ、マーケットは弱含み。特に8月6日~20日までのECQ回帰による投げ売りに警戒。四半期好業績銘柄には押し目買いを入れる投資家もいるが、選別色が強まりディフェンシブな運用になる模様。サポート6,200, 抵抗線6,300.

フィリピン国内各企業動向

URC Unisnack ANZ60%を売却: ヨーロッパIntersnack GroupはURCからオーストラリア/ニュージーランドでのスナック菓子大手 Unisnack ANZを取得。買収額は非公表。

TEL資産売却意向: TELは8億ドル相当の資産売却算定を開始した模様パンリリオCEOからのコメントはなし。

MER 自家発電による電力料金上昇を警戒 : MERは自家発電による電力直取引NetMeteringが発電所のコストを押し上げ、電力料金の上昇につながると警戒。

AP 債券早期償還: APの役員会はシリーズB2014年9月発行12年債34億ペソの早期償還を承認した。

権利落ち日 03 Aug. 2021: CPG reg. P0.005, payable 18 Aug.. PSB P0.75,payable 23 Aug.

フィリピン経済指標

マニラ首都圏ECQへ逆戻り: ドウテルテ大統領は8月6日~20日の間デルタ変異種感染阻止のためマニラ首都圏ECQ措置を発動を発表。首都圏市長は現在1日15万回の接種を25万回に引き上げる予定

BSP7月のインフレ率上昇予想: デイオクノBSP中央銀行総裁は7月のインフレ率は6月の4.1%を上回り4.3%へと上昇するだろうと発言。食品、石油製品の値段上昇によるもの。上半期の平均インフレ率は4.4%

PAGCORフィリピンゲーム公社上半期黒字: PAGCORは上半期7900万ペソの利益を計上。昨年度はロックダウンにより2020年上半期は15.96億ペソの赤字。上半期財務局へ69.88億ペソ(-20%)を上納

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